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大日本帝国は、何世紀にもわたってすこしずつ頽廃と崩壊をつづけていた。だがその事実を理解している数人の人間もまたここにいた。帝国の滅亡を回避するだけでなく、さらにそれを第一銀河帝国へと発展させるために必要な学問 「心理歴史学」 を完成させるため、我々は日夜文化と人間への探求を進めるのだ!!
Posted by - 2024.04.20,Sat
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Posted by watanavader - 2008.04.01,Tue
花見がてらの昼飯にしようかと思ったら先週末から雨。今日も雨。でも明日は晴れそうだなと思ったら今日から急がしくなった。明日の映画の日も行けなさそう。なんだよー。ああ、ライラが遠のく。

さて雨の中昨日観にいった2作品。

2007年「ジャンパー Jumper」(88min)
 全く芳しくない評判を耳にしていたので、思ったより楽しめた。常にもう一つ感の漂うこの監督らしい作品と言えよう。ヒロインも「幼い頃は可愛いのに、成長するとすっかりダメ」系統のヒロイン。まったく守りたくなる気がおきません。まあやっぱり話が全然すっからかんなのが最大の問題だと思う。アイデア思いついて、そのまま練らずに作った感じだ。こういった「能力モノ」はそのルールづけが肝なのに、そこが一番そっちのけ。新しい力に目覚めますた。ではコッチの心はついていかない。ジョジョからやり直せ!そもそもジャンパーなどは(本作のは完全にテレポーターだけど)は「Xメン2」のナイトクローラーを僕らは既に見ているのだ。あれを上回るアイデアがないならそりゃダメなのだ。で、文句ばかり言ってますが、それじゃあどこが楽しめたのかと言われると、敵役のパラディンにつきる。歴史の影で異能力者を狩り続けてきた狂信集団という設定だけで満足である。しかもこいつらはジャンプ能力を持たない普通の人間。それが知恵と技術と技を駆使してジャンパーを追い詰めるというシチュエーションが溜まらん。という事で次回作はパラディンメインで、対異能力者バトルものにしましょう。敵はジャンプ能力以外でもいい訳だからいくらでも作れるよね。で、監督はグリーングラスにすりゃあこれはもうw

 中退家出少年が享楽に生きてればバカに育つに決まってるじゃん ★★★



 2008年「バンテージ・ポイント Vantage Point」(100min) 
 「8人の視点から!」という煽り文句だったので、3回目ぐらいにはもう「あと5回もあるのかよ!」と思ったが結局5回目あたりで繰り返し構成は崩れる。前半は一向に盛り上がらなかったんだけど、中盤からは特に飽きる事もなく見れた。でもドラマは全く不在。「24」以降の完全に状況型のお話。でラストも劇的というよりはラッキーでなんとかなりましたという感じ。決してつまんなくはないんだけどなー。深夜にTVつけたら最後まで観てしまうだけの面白さは確実にあると思う。ラストのカーチェイスもかなり凄い。カメラワークも凝ってたような気がする。でもやっぱ2人ぐらいいらない視点があると思うんだよね。クライマックスに関係ない人物がいるというのはどうもなー。てゆうか「8人がどうのこうの」は日本で勝手につけた宣伝だったんかな? 

まさかブラック・プライヤーがらみの事件だったとはなー ★★★
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Comments
そうなのよ
ジャンパー>
能力のルールづけが甘いから、もう何でもアリなんでしょ?的にどうでもよくなっちゃうというか…
むしろ観たいのは、パラディンがどうやってジャンパーに対抗するか、みたいな所になっちゃうんだよ!ほんとその通り。
ナイトクロウラーからビジュアル的に退化してるのも痛いねぇ。

バンテージ・ポイント>
レビュウありがと。とりあえず劇場には行かないことに。w
でもブラック・プライヤーってなんすか?

ニコラスケイジ主演のディック原作モノ公開するみたいだね。
ライラはボクも観ときたいんだけどまだやってんだろうか。
Posted by litt - 2008.04.05,Sat 00:57:27 / Edit
ブラックプライヤーは
携帯でその名前を言っただけでエシュロンにひっかかり、すぐCIAに拉致られるぐらいの極秘プロジェクト。

映画ボーン・シリーズで殺し屋を育成、運用するプロジェクトの事です。

バンテージに同じ役者が同じような殺し屋で出てくんのよ。
Posted by watanavader - 2008.04.09,Wed 23:48:10 / Edit
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(注意・心理歴史学はSF小説「ファウンデーション」に登場する学問です)
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