大日本帝国は、何世紀にもわたってすこしずつ頽廃と崩壊をつづけていた。だがその事実を理解している数人の人間もまたここにいた。帝国の滅亡を回避するだけでなく、さらにそれを第一銀河帝国へと発展させるために必要な学問 「心理歴史学」 を完成させるため、我々は日夜文化と人間への探求を進めるのだ!!
Posted by watanavader - 2008.02.07,Thu
お金は今回3万円(大体300ドル)しかもってこなかった。エジプトは物価が大体日本の10分の1程度らしいので、それなら30万円分も使えるハズだぜ!
通貨はエジプシャン・ポンド。表記のLE(エルイー)と言っても通じる。1LEが20円。コインもあるらしいのだが最後まで札しか見る事はなかった。とりあえず100ドル分をホテルの銀行窓口で両替。550LEにする。
さてピラミッドへ出発だッ!街を見たいので歩いて行く事にする。ホテル前のピラミッド通りを西へ真っ直ぐ歩く。5,6km程度だとは当たりをつけていたのだが、思ったより付近の建物が高層(5階建て以上)でなかなかピラミッドが見えない。だが歩いて40分後ついに見えた!でけぇ!
テンションはいやがおうにも上がり歩く速度もあがる。1時間後ついにギザのピラミッドに到着。
だが罠はこの時訪れた。入り口には大量のガイドが待ちうけあれよあれよという間に捕まる。「inside,outside」がどうのこうのと英語で言われ。「別にピラミッドのinsideには入らなくてもよくて、outsideから見るだけでいいんだ」てな事を伝えるとOKこっちだみたいな事を言われ横道に連れていかれる。まぁ結論を言うとこのあと噂のボッタクリツアーを味わう事になりました。ピラミッドは観光区域として街から区切られてて、その区域に入るのに50LEがまずかかり、ピラミッドの玄室に入るのにさらに100LEかかるのです。彼らの言ってた「inside」と言うのはピラミッドの玄室の事ではなく、この観光区域の事を言ってたので「outside」というのは観光区域に入らずその周囲をぐるり回る遠距離よりピラミッドを臨むツアーだったのです!どんどん離れるピラミッド!スフィンクスも金網ごし!「遠いから馬いるよ」で金。写真撮ってあげたからはい金。案内してやったからはい金。もうどのサービスがどの金かわからん!唐突にはい終~了~であぜんです。身ぐるみ剥がされそうになったんですが、なんとか騒いでピラミッドに行く金は確保。でも財布も取られた。どんなけ貪欲やねんと。手痛い歓迎を受けた訳ですが、実際はちょっと面白かった。馬で早駆けもできたし、通常と反対の「砂漠からのピラミッド」も見れたし。きゃつらの商法もバッチリ学べたわけだしな。
気を取り直して、いざ今度こそピラミッド。入り口はさっきのガイドがわんさかいた所でなくてその横の人の全然いない警備員が向き出しのAKを抱えているバリケードのほうだった。またわんさかガイドがかかってくるが聖闘士に同じ技は2度通じると思うな!
いやーいいよピラミッド!!!感無量!やっぱデカイ構造物って最高!!
でも思ったより1個の石材が大きくなかった。身長より大きいかと思ってたんだけど1辺1,5mぐらいの石材。これなら充分昇れるな!(注:遺憾ながら現在ピラミッドにはno climb表記があります)
ピラミッドは大きい順に
・クフ王のピラミッド
・カフラー王のピラミッド
・メンカウラー王のピラミッド
で、その周囲に小さいのがさらに6つもあって、ギザのピラミッドは計9個もあるとは現地に行くまで知らなかった。誰も小さいの見てないけどな!
メインの巨大ピラミッドも1つ1つの間隔が割りと遠くて皆真面目に見るのは最初の1つだけって感じ。3つめのメンカウラーまで行くと人はほとんどいない。でも周囲に神殿の跡みたいなのが残っててここはかなり楽しかった。
ピラミッドの玄室へは一日午前午後で150人しか入れないと聞いていたんで無理かなーと思ってたが実際は全然問題なく入れるようだった。問題はその金が若干足らなかったのだ!チクショウ!授業料は高くついたぜ!ドルはあったんだけどLEでないとダメって言われて諦める。
トリビアでお馴染みになったスフィンクスの対面にあるというケンタッキーに入る。上はピザハット。セットで20LE(400円)ぐらいだから日本よりちょい安い程度か。お店は綺麗だけど時おり天井から砂がおちてくる。そしてバーガーでてくるのに20分。全然ファーストフードじゃねえ。箱あけるとバーガー逆さまだし。流石だ!
食ってても窓越しに物売りのキッズがやってくる。まだ16時だがタクシー拾って帰る事にする。タクシーに明日の朝またホテルに来てと頼んでおく。
疲れたので20時にはもう寝てしまう。
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基本Posted by watanavaderで、Littが発言する場合には“Litt wrote:”とことわりを入れる体裁をとっています。日夜文明の崩壊を回避する為、心理歴史学を駆使して世界を影から支えております。
(注意・心理歴史学はSF小説「ファウンデーション」に登場する学問です)
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