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大日本帝国は、何世紀にもわたってすこしずつ頽廃と崩壊をつづけていた。だがその事実を理解している数人の人間もまたここにいた。帝国の滅亡を回避するだけでなく、さらにそれを第一銀河帝国へと発展させるために必要な学問 「心理歴史学」 を完成させるため、我々は日夜文化と人間への探求を進めるのだ!!
Posted by - 2024.04.19,Fri
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Posted by watanavader - 2008.04.16,Wed
2008年「クローバーフィールド/HAKAISHA Cloverfield」(95min)

911の恐怖と混乱を単純な娯楽に置き換えるのにアメリカは7年しかかからなかったのか!?とちょっとビックリ。モチーフの類似が見られる「宇宙戦争」「グエムル」あと「ユナイテッド93」も入れていいかな、の作品群にはそれぞれの要素において結局勝ってないとは思うけど、これはこれで面白かった。タイムカウンターは全編欲しかったなあ。手振れも全然平気だった。それを注意する注意文にもあったけど、本タイトルはアトラクションと言ったほうがその内容をよく説明していると思う。各シチュエーションがそれはもう計算によって導き出された舞台配置でゲームのような印象も受けた。

惜しむらくはやはりHAKAISHAのデザインなんだよね。つまんないんだよなぁ。これは欧米人の限界のようなものを感じる。地続きのデザインから抜け出せられないのかなぁ。キャラ的には丸被りのレギオンのような未知なるワンダーさがないんだよ。生態も感じられないし。宇宙生まれっぽさは出したくなかったのかしら。欧米のデザインは日本人では到底出せないような独創的なデザインは沢山あるのに、HAKAISHAはマーケティングから導きだしたが為に毒にもクスリにもならないそつなしのデザインになってしまってると思う。

映画の構造上、オチがないのはしょうがないんだけど、実は個人的に夢想していたオチがあって、本編中HAKAISHAはほとんど姿を見せることなく(実際は割りと出てくる)最後の最後に姿を見せたそれはあの「ゴジラ」だった!というのを期待していたのだ。デザインは別に前のアレな映画版のやつでも構わないんだが、この完成度でハリウッド・ゴジラであったというオチはかなり盛り上がったと思うんだよなぁ。エンドクレジットの曲もアレじゃん?そのオチ観てあのバリバリの伊福部リスペクトのマーチでエンドクレジットを迎えれられてたらかなりの至福の時を味わえたんじゃなかろうか?

予告では黒人兵士の顔にモザイクだったんだけど本編ではナシ。面白いと思ったんだが。 ★★★
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基本Posted by watanavaderで、Littが発言する場合には“Litt wrote:”とことわりを入れる体裁をとっています。日夜文明の崩壊を回避する為、心理歴史学を駆使して世界を影から支えております。
(注意・心理歴史学はSF小説「ファウンデーション」に登場する学問です)
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