大日本帝国は、何世紀にもわたってすこしずつ頽廃と崩壊をつづけていた。だがその事実を理解している数人の人間もまたここにいた。帝国の滅亡を回避するだけでなく、さらにそれを第一銀河帝国へと発展させるために必要な学問 「心理歴史学」 を完成させるため、我々は日夜文化と人間への探求を進めるのだ!!
Posted by watanavader - 2008.08.11,Mon
Posted by watanavader - 2008.08.07,Thu
1975年「ハローサマー、グッドバイ / Hello Summer, Goodbye 」Michael Coney 著
ってのを読んでみた。「夏への扉」を読み直そうかとも思ったんだが、どうも貸し出しちゃってたんだよな(ですよねT氏?)
途中まで全然SFじゃねえじゃんと思ってたら終盤ドドドと怒涛の展開。いや参った。爽やかな読後感とは言えないなぁ。そもそもあれはハッピーエンドという事でいいんだろうか?いや例えあれがハッピーエンドとしてもやはり悲しむべき事が多すぎるだろう。中学生あたりで読んでたら思い出深い(もしくはトラウマ!?)作品になってたかもしれん。読後感が「砂のあした」に似てるんだよなぁ。てゆうか「砂のあした」復刻してくれ。読みてぇ。
ってのを読んでみた。「夏への扉」を読み直そうかとも思ったんだが、どうも貸し出しちゃってたんだよな(ですよねT氏?)
途中まで全然SFじゃねえじゃんと思ってたら終盤ドドドと怒涛の展開。いや参った。爽やかな読後感とは言えないなぁ。そもそもあれはハッピーエンドという事でいいんだろうか?いや例えあれがハッピーエンドとしてもやはり悲しむべき事が多すぎるだろう。中学生あたりで読んでたら思い出深い(もしくはトラウマ!?)作品になってたかもしれん。読後感が「砂のあした」に似てるんだよなぁ。てゆうか「砂のあした」復刻してくれ。読みてぇ。
Posted by watanavader - 2008.08.05,Tue
何故か朝7時に目が覚めたので(いつもは9時起き)、先週ブルレイ戦線に復帰を許された「ブラック・レイン」を出勤前に見る事にした。
街並みというか風俗をみてるだけでもう楽しい。昔観た時はこれどこの大阪だよ!と思ったもんだが、ロケ場所の多くが既に今はなくなったものが多いので、昔の大阪は「こんなだったなぁ」とむしろ思ってしまう。このようにいずれは「存在しなかった大阪」がいつの間にか、思い出の中の大阪と一致していくのだろうか?リドリーもこの時のNYロケがもはや今は存在しないと言っていた。こういう楽しみはCGには置き換われないものだ。まぁわが国には寅さんという潤沢な風俗アーカイヴが存在しているので、その点実に幸いである。釣りバカは後継者足りえるだろうか?
勇作はもちろんだがブラックレインは役者が皆いい。マイケル・ダグラスはあまり好きではないがこれのニックSANはいいキャラだと思う。
これは出てこないけどな。
街並みというか風俗をみてるだけでもう楽しい。昔観た時はこれどこの大阪だよ!と思ったもんだが、ロケ場所の多くが既に今はなくなったものが多いので、昔の大阪は「こんなだったなぁ」とむしろ思ってしまう。このようにいずれは「存在しなかった大阪」がいつの間にか、思い出の中の大阪と一致していくのだろうか?リドリーもこの時のNYロケがもはや今は存在しないと言っていた。こういう楽しみはCGには置き換われないものだ。まぁわが国には寅さんという潤沢な風俗アーカイヴが存在しているので、その点実に幸いである。釣りバカは後継者足りえるだろうか?
勇作はもちろんだがブラックレインは役者が皆いい。マイケル・ダグラスはあまり好きではないがこれのニックSANはいいキャラだと思う。
Posted by watanavader - 2008.08.04,Mon
Posted by watanavader - 2008.08.03,Sun
「お前は何もかも変えちまった。永遠にな。
もう戻れやしない。
奴らにとってお前はただの畸形だ・・・俺みたいにな!」
2008年「ダークナイト / The Dark Knight 」(152min)
もし貴方がこの作品に少しでも興味があるなら、今すぐこんな文章なんか読むのを止めて劇場へ行け!そして自分の目で確かめてくるんだッ!それから積もる話をしようじゃないか!
そうなのだ。全て変えられてしまった。もう戻れない。
「ハルク」は面白かった。だがあれは漫画の話だ。
「スパイダーマン2」は傑作だった。だが1つのよく出来たヒーロー映画だ。
「バットマン・ビギンズ」は新境地を描いたか。でも1つのバットマンの映画に過ぎない。
「ダークナイト」は違った。
格が違った。次元が違った。そうまで言っていいと思った。アメコミでここまでの作品が作れるのか!?ここでは狂気に引き起こされる世界のシミュレーションが描かれる。そこでは正義、というか通常の思考は全くかなわないかのようだ。正気は完全に狂気に対して下位に属する。なんて恐ろしい物語だ。ぶっちゃけジョーカーに勝てる気がまるでしない。狂気に終わりはないかのように(実際長尺だが)、次々と起こるジョーカーの異常な企てに叫びだしたくなりそうになる。
だが、逆説になるだろうか、だからこそ闇の騎士の戦いは壮絶なまでに神々しい。以前からマーベルに対してDCは神話っぽいと思っていたが、本作でそれは決定的になったように思われる。あれだけ楽しみだった鉄男だが、この闇の騎士に勝てる気が全然しねぇもん!てゆうかもうジャンル違うよ。
この作品の恐ろしさ、諦めにも似た、この世界が変わってしまった感は、「この映画が語られてしまった」という事なんじゃないだろうか。映画を観た皆がジョーカーの狂気を知ってしまった。ジョーカーにどんな異常な事が出来たのかを知ってしまった。人間は他人がやった事をする事に対して遠慮がなくなる。世界はジョーカーの狂気を含んで続いていく。それはもちろんエスカレートしていくだろう。それは映画の中ででも、現実の事件としてでも。僕らはそれに順応する事を強いられるのだ。まさに、蝙蝠の格好の男が現れて、そしてジョーカーが現れたように。
いやもう夜通し喋って朝帰りですが、なんかまだ寝れません!そうだ、前作もタイトル出るタイミングに痺れたが、今回はその比じゃないかっこよさですよ!もう泣きそう。しばらくバットマンバットマン言うてそうです。
あ、ちょっと字幕が気に入らなかった。原語では湾曲表現してんのにそのまま「言わない事」を字幕にしちゃってたり。うーん分かりやすさだろうけど、なぁ?
あ、ハービーあんたもう地上波とか無理だから。★★★★★

もう戻れやしない。
奴らにとってお前はただの畸形だ・・・俺みたいにな!」
2008年「ダークナイト / The Dark Knight 」(152min)
もし貴方がこの作品に少しでも興味があるなら、今すぐこんな文章なんか読むのを止めて劇場へ行け!そして自分の目で確かめてくるんだッ!それから積もる話をしようじゃないか!
そうなのだ。全て変えられてしまった。もう戻れない。
「ハルク」は面白かった。だがあれは漫画の話だ。
「スパイダーマン2」は傑作だった。だが1つのよく出来たヒーロー映画だ。
「バットマン・ビギンズ」は新境地を描いたか。でも1つのバットマンの映画に過ぎない。
「ダークナイト」は違った。
格が違った。次元が違った。そうまで言っていいと思った。アメコミでここまでの作品が作れるのか!?ここでは狂気に引き起こされる世界のシミュレーションが描かれる。そこでは正義、というか通常の思考は全くかなわないかのようだ。正気は完全に狂気に対して下位に属する。なんて恐ろしい物語だ。ぶっちゃけジョーカーに勝てる気がまるでしない。狂気に終わりはないかのように(実際長尺だが)、次々と起こるジョーカーの異常な企てに叫びだしたくなりそうになる。
だが、逆説になるだろうか、だからこそ闇の騎士の戦いは壮絶なまでに神々しい。以前からマーベルに対してDCは神話っぽいと思っていたが、本作でそれは決定的になったように思われる。あれだけ楽しみだった鉄男だが、この闇の騎士に勝てる気が全然しねぇもん!てゆうかもうジャンル違うよ。
この作品の恐ろしさ、諦めにも似た、この世界が変わってしまった感は、「この映画が語られてしまった」という事なんじゃないだろうか。映画を観た皆がジョーカーの狂気を知ってしまった。ジョーカーにどんな異常な事が出来たのかを知ってしまった。人間は他人がやった事をする事に対して遠慮がなくなる。世界はジョーカーの狂気を含んで続いていく。それはもちろんエスカレートしていくだろう。それは映画の中ででも、現実の事件としてでも。僕らはそれに順応する事を強いられるのだ。まさに、蝙蝠の格好の男が現れて、そしてジョーカーが現れたように。
いやもう夜通し喋って朝帰りですが、なんかまだ寝れません!そうだ、前作もタイトル出るタイミングに痺れたが、今回はその比じゃないかっこよさですよ!もう泣きそう。しばらくバットマンバットマン言うてそうです。
あ、ちょっと字幕が気に入らなかった。原語では湾曲表現してんのにそのまま「言わない事」を字幕にしちゃってたり。うーん分かりやすさだろうけど、なぁ?
あ、ハービーあんたもう地上波とか無理だから。★★★★★
Posted by watanavader - 2008.08.03,Sun
2008年「インクレディブル・ハルク/The Incredible Hulk 」(114min)
脚本を自ら書いたノートン。いや芸達者な人だなぁ。テンポよく話が進んで面白かった。色々マーブルネタも盛り込んでて楽しい。スタン・リー御大はどんどん役が大きくなってきますなw。でも血であんな事になるのに、キスとかあまつさえアレとかありえないっしょ。そしてマーブルは本気でアヴェンジャーズを結成するつもりだッ!
脚本は間違いなく今回のほうが面白いです。でもね・・・画的なトコでいえば前作のアン・リー版のほうが好き。弾丸プヨプヨ跳ねるとことか、怒れば怒るほどデカくなっていくトコとか、キャビネットと合体する親父とか、大ジャンプの気持ちよさげなトコとか。今回のハルクはサイズも固定だし、なんつーか割りと気絶したりする。あまつさえ戦い疲れでため息までしちゃうのだ。原作とかしらんのだが、ハルクは憤怒の塊、怒りまくりな感じがいいと思うのよ。まぁ今回は制御(コントロール)の話でもあるので意識的な描き方なのかな。
しかし超人兵士ティム・ロス面白過ぎ。特に木に「けしょ」ってなるトコ★★★★

脚本を自ら書いたノートン。いや芸達者な人だなぁ。テンポよく話が進んで面白かった。色々マーブルネタも盛り込んでて楽しい。スタン・リー御大はどんどん役が大きくなってきますなw。でも血であんな事になるのに、キスとかあまつさえアレとかありえないっしょ。そしてマーブルは本気でアヴェンジャーズを結成するつもりだッ!
脚本は間違いなく今回のほうが面白いです。でもね・・・画的なトコでいえば前作のアン・リー版のほうが好き。弾丸プヨプヨ跳ねるとことか、怒れば怒るほどデカくなっていくトコとか、キャビネットと合体する親父とか、大ジャンプの気持ちよさげなトコとか。今回のハルクはサイズも固定だし、なんつーか割りと気絶したりする。あまつさえ戦い疲れでため息までしちゃうのだ。原作とかしらんのだが、ハルクは憤怒の塊、怒りまくりな感じがいいと思うのよ。まぁ今回は制御(コントロール)の話でもあるので意識的な描き方なのかな。
しかし超人兵士ティム・ロス面白過ぎ。特に木に「けしょ」ってなるトコ★★★★
Posted by watanavader - 2008.08.03,Sun
Posted by watanavader - 2008.08.02,Sat
2008年「ハプニング /The Happening 」(91min)
この映画を観る前に言っておくッ!
おれは今やつの映画をほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは物語を追ってると思ったらいつのまにか終わっていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
どんでん返しだとかオチなしだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
うん、これは困りましたよ!シャマラニアンを標榜する私もこれはちょっとどうすればいいかわかりません!え?何かすごいトコ見逃したりしちゃってる?なんつーかいつものシャマラン魂がなくて「技」だけで作った作品になってしまってるんじゃないか!?そんなバカな。だもんで「技」はいつもどおり凄い。墜落死のところとかスッゲー怖ぇ。でもなんか空っぽなんだよー。いつもの監督の出たがりも影を潜め今回は声だけってのもなんか魂を入れ損なった後ろめたさではないかと思ったり。
てゆうかヒロインがちょっと、その、なんつーかキャラも見た目も。はっきり言うと彼女の目がちょっと生理的に受け付けなくてダメでした。瞳孔が凄い小さくって虹彩ばっかりの目なんだよ~。神経症的なキャラとも相まって怖いやら気持ち悪いやらでビタ一文感情移入不能。ヴィレッジの逆パターンだ。
次映画作れんのかな・・・★★
きゃあ!
この映画を観る前に言っておくッ!
おれは今やつの映画をほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは物語を追ってると思ったらいつのまにか終わっていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
どんでん返しだとかオチなしだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
うん、これは困りましたよ!シャマラニアンを標榜する私もこれはちょっとどうすればいいかわかりません!え?何かすごいトコ見逃したりしちゃってる?なんつーかいつものシャマラン魂がなくて「技」だけで作った作品になってしまってるんじゃないか!?そんなバカな。だもんで「技」はいつもどおり凄い。墜落死のところとかスッゲー怖ぇ。でもなんか空っぽなんだよー。いつもの監督の出たがりも影を潜め今回は声だけってのもなんか魂を入れ損なった後ろめたさではないかと思ったり。
てゆうかヒロインがちょっと、その、なんつーかキャラも見た目も。はっきり言うと彼女の目がちょっと生理的に受け付けなくてダメでした。瞳孔が凄い小さくって虹彩ばっかりの目なんだよ~。神経症的なキャラとも相まって怖いやら気持ち悪いやらでビタ一文感情移入不能。ヴィレッジの逆パターンだ。
次映画作れんのかな・・・★★
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watanavader
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男性
自己紹介:
ここは二人の人間が管理してます。
第1発言者のwatanavader、
第2発言者のLitt。
基本Posted by watanavaderで、Littが発言する場合には“Litt wrote:”とことわりを入れる体裁をとっています。日夜文明の崩壊を回避する為、心理歴史学を駆使して世界を影から支えております。
(注意・心理歴史学はSF小説「ファウンデーション」に登場する学問です)
第1発言者のwatanavader、
第2発言者のLitt。
基本Posted by watanavaderで、Littが発言する場合には“Litt wrote:”とことわりを入れる体裁をとっています。日夜文明の崩壊を回避する為、心理歴史学を駆使して世界を影から支えております。
(注意・心理歴史学はSF小説「ファウンデーション」に登場する学問です)
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