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大日本帝国は、何世紀にもわたってすこしずつ頽廃と崩壊をつづけていた。だがその事実を理解している数人の人間もまたここにいた。帝国の滅亡を回避するだけでなく、さらにそれを第一銀河帝国へと発展させるために必要な学問 「心理歴史学」 を完成させるため、我々は日夜文化と人間への探求を進めるのだ!!
Posted by - 2025.07.22,Tue
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Posted by watanavader - 2008.06.11,Wed
PS3壊れた。

いや、以前からその気配はあったのだが、ゲームをしてるとたまに勝手に強制終了してしまうのだ。それが「アンチャーテッド」やってると10分で落ちるようになってしまった。

・・・明日にはお待ちかねのブルーレイ「ブレードランナー」が出るのに?明後日にはPS3を買った理由の「メタルギア・ソリッド4」が出るのに?

しかしこうなったらジタバタ言っててもしょうがねぇ。とりあえず修理に出しました。「10日はみておいてもらえますでしょうか?」って言われちゃったけど、なんとか今週以内に帰ってきますように!

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Posted by watanavader - 2008.06.11,Wed
弟が誕生日プレゼントとしてPS3ソフト「アンチャーテッド」をくれた。ちなみに私の誕生日は4月頭である。さすが我が弟。

さて本作のタイトルはもちろん知ってたんだけど、南国アクションという映画などでは使い古されたシチュエーションにあまりピンと来なかったのだ。だがしかし・・・面白ぇ!始まってすぐ感じる「良く出来てる感」あらゆる所から染み出すスタッフの情熱。流石PS3ソフトで最高評価を得てる作品だけの事はあったぜ!!
今週12日には待望の「メタルギアソリッド4」が出ますが、それまでにクリアできますか!?

  
Posted by watanavader - 2008.06.06,Fri


2004年「Q&A」 著者:恩田陸

都内郊外の大型商業施設において重大死傷事故が発生した。死者69名、負傷者116名、未だ原因を特定できず――。

何かしらんが同窓のA氏が読んでみ と貸してくれたので読んだ。日本人作家、さらにミステリーとなると普段読まないものの両巨頭なのだが、貸されたという事に興味があるのでさっと読んだ。普段はSFやら軍事やらなのでややこしい単語がないだけに自分でも驚く速さで読めました。

ふんふん面白かったよ。言いたい事も不満もあるんだけど、それを話したくなるというのは作品として良い事だと思います。
Posted by watanavader - 2008.06.06,Fri
2007年「シューテム・アップ Shoot 'Em Up」(86min)

コンテ描きだった監督が自分のやりたいアクション・アイデアを詰め込んだ作品。もうアクションばっかり。しかもわりと不謹慎寄り。産まれたばかりの赤ちゃんのへその緒を撃って切るとか、女を抱きながら押し込んできた賊を撃退とか。このアクション好きの監督はモチロン、ジョン・ウーのファンで、彼の映画からこの作品のアイデアも得たという。だがしかし本作と「挽歌」の間には決定的な違いがある。それは

まねしたいかどうか?だ。

植木鉢に銃を隠したくなるか?爪楊枝を咥えたくなるか?ロングコートをなびかせたくなるか?やたら早歩きで周囲を警戒するようになるか?お店では出口が見える場所に座るか?スローモーションで動きたくなるか?とどのつまりはそういう事なんだよ!やっぱりね。作り手が真面目かどうかだと思うんですよ。いや、本作の監督が不真面目に作ったとは決して思わないんだけども、多分ね、この人アクション撮った現場で「OK!最高!今のアクション超クール!」って喜んでると思うんですよね。歯ぁ出して。それに対してウーはコブシ握り締めて噛み締めるように「ウン」とうなずくだけなんだよ!(←勝手な想像)

トム・クルーズとかウェズリー・スナイプスを僕が好きなのも多分ヤツらもジョン・ウーと同じ噛み締め型なんだよね。対して同じオレオレぶりで世間から嫌われてるウィル・スミスは大喜び型。(←続いて勝手な想像)
この違いは「自分への目配せ」と「他人への目配せ」の配分違いではないだろうか?トムクル&スナイプスは自分がカッコイイ事が至上命題であって、それを見る客が喜ぶかどうかなんてのはあくまでオマケ。ウィル・スミスは「俺ってカッコイイでしょ?」って最初っからこっちに聞いてくる感じなんだよ。他者がいるのは大前提。まぁ人間として上等なのはウィル・スミスのほうじゃねえかなと正直思うんだが、人間として面白いのは断然トムクル&スナイプス組に決まっている。自分最優先。言い換えるとそれすなわち美学なのである。
そうゆうなかなか凡人が辿り着けない境地。そこに美学があれば映画は輝く。俳優、予算規模、ストーリーのショボさも超えて!そして俺らはそれをマネしたくてたまらんくなるのだ。

まぁ逆に言えばその境地に達する事が難しいから、美学は輝く訳で、そこに至らない作品が溢れるのもしょうがないのである。

 エンドクレジットのアニメは良かったんだよ。★★
Posted by watanavader - 2008.06.05,Thu
いや、うかっとしてたらもう一週間とか経ってるのな。でもちゃんとイラストは描いてたんですよ。

  

  

  
Posted by watanavader - 2008.05.26,Mon
 ワ~レ~ワ~レ~ハ

いやお台場なんて実に久しぶりです。「ネメシス」観に行って以来じゃないかなぁ。で、「エイリアン展」ですが実にぬるかったですッ!どうも英国の催しを持ってきたものみたいなんだけど、それがなんか「有りものでなんかできねぇかな?」的なといいますか、地方の公民館の役人さんが「頑張ってみました」的なというか。

入ってすぐにサイズも中途半端、モールドも甘けりゃ塗装もされてねぇエイリアンクイーンが出迎えてくれたまではまぁよし。最初のコーナーはサイボーグです。・・・サイボーグ?この時点で既に「ん!?」と来ますが、でも煽り文句が「抵抗は無意味だ!」とあって、おお分かってんじゃん!そうです。スター・トレック最強の敵ボーグのキャッチコピーですよ。でも肝心のボーグの説明は10cm x 10cmのちょっとした文章のみ。写真もありゃしねぇ。他の写真もフランケンシュタインの怪物とかメトロポリスのマリアとかだし。この宇宙に拘らない芸風はさらに加速して、以後「中世の魔女狩り」「拷問器具」「爬虫類」「深海生物」と歴史から自然科学まで幅広く展開します。でも一応昆虫の説明とかでも、生態の説明文の最後に「同じような生態を持つ宇宙人もいるかもしれませんね」などといった宇宙へのエクスキューズも忘れる事がない律儀さ。各解説文のテキストも「え?やっつけられちゃった宇宙人が可哀想ですって?大丈夫これは映画の話なんですから」などとムカつくほどウィットの効いた文章になっています。さすが英国。

このイベントのイメージソングはしょこたんだったらしく、入り口では一応ビデオメッセージが流されてましたが、CDも別に売ってないどころか、その歌もてんで流れてなかったと思います。

予想よりはるかに早く見終わったので、明るい内からレインボーブリッジの見えるテラスでビールといきました。いや流石お台場素敵だわぁ。

とりあえずイベントはぬるくてもスペースグッズには目がない私ですので、ナンボかゲット。
  
スペース・トリヴィア満載の「スペース・トイレットペーパー」と体の熱放射を80%遮断する「スペース・毛布」を買ってみました。最新テクノロジーにくるまると孤独感が襲ってくるのは何故でしょうか?あと「スペース・たこ焼き」も買ったんですけど、ただのスカスカに乾燥したたこ焼きでした。
Posted by watanavader - 2008.05.26,Mon
2008年「ランボー 最後の戦場 Rambo」(91min)



凄かった。ロッキーといい、60歳にしてスライの情熱は燃え上がっている。知らなかったんだが、ランボーシリーズは全てR15指定だったのだ。だが本作は過去シリーズとは比べ物にならない凄惨な描写がタイトル前から観客に叩きつけられる。あの「ランボー」シリーズの最新作を観に来ただけのつもりの観客はその強烈な一撃に頭を切り替える必要を迫られる。この映画において、全ての人間の死に様は無残そのものである。ランボーが殺そうが、ミャンマー軍が殺そうが、哀れなボランティアが命からがら仕方なく殺そうが、である。人が死ぬという事はそういう事なのだ。映画としての誇張かと思いたいが、(確実に)現実の戦場はこれより酷いと思うべきだろう。

舞台は今話題になっているミャンマー。だがこの映画を観ると驚くほどミャンマーの情報なんて報道されていないんじゃないか!?と愕然となる。ルワンダと同じようにまた僕らは知らないままでいるのだろうか?撮影はタイで行ったようだが、現場ではミャンマーから逃れてきた難民が撮影に協力してくれたという。各描写も彼らに聞いたものという事だ。一体どんな撮影現場だったのだろうか?それを思うと胸が締め付けられる思いだが、これを撮り切ったスライは凄いと思う。実際予算はあまりなかったと思われる。人体破壊のCGや爆発エフェクトも稚拙な部分が見受けられた。だがそれもクオリティが下がっても入れなければならない描写と判断したのだろう。

今回一番心動かされたのはあの「3」がありきとしているところだ。タリバンを聖なる戦士として共に戦ったという、もはや冗談にもならないあの物語からスライは逃げていない。だから本作のランボーが人間に絶望してるのが生きてくるのだ。

「ムダに生きるか、何かのために死ぬか、お前が決めろ」

観る前はダサいコピーだと思ったが、劇中この言葉はランボーの口から、傭兵の一人に投げかけられたものだ。ランボーは自分が傭兵と同じ人を殺すしか能のない人間と知ってこの言葉を発している。そしてこの言葉には続く下の句があるのだが、それがランボーの存在の哀れさを物語って最高に泣けた。

話の流れがまぁ「2」とかと変わらないんで、「2」ならもう1アクションシーンぐらいあったはずの短さとか、ランボーが定点戦闘で動かないとか(いや、物凄い走ってるシーンもあるんだけど)スライの体力的限界も見えるんだが、そんなの物ともしない力作である。

★★★★ ラストもベタ過ぎると思うが、これもシリーズを観てきたものとしては泣かざるを得ない。
Posted by watanavader - 2008.05.26,Mon
 使った事のないペン先を試してみたりする。
Posted by watanavader - 2008.05.23,Fri
まずは司会が元OPDの竹内さんだったあたりで「!?」
覆面ラジオパーソナリティの何とかさんのにわか応援メッセージで「・・・」
やっと本業のライターさんのシリーズ解説により、スピンオフが4本ぐらいあるという情報ゲット。へぇー知らんかったよ。うむ、気持ちもようやく温まってきた。早く行こうよ!本編!

ところがである!(by政宗一成 トランスフォーマー語録より)

悲劇はここで訪れた。「こんばんわ。ガンダムのパイロットのアムロ・レイです!」聞いた事のあるあの声あのフレーズ。勿論本人じゃねぇ、バッタモンのほうである。図らずも初の生若井おさむをしてしまった。てゆうか今wiki読んだら何ですかこの経歴。ちょっと泣いちゃったよ。てゆうか実際アムロ(偽)との不意の邂逅はちょっと得した気分だった。サイロン兵の一つ目をザクと勘違いした、という入りも許容範囲だ!うむ。イベントというものはこういう楽しみもあるもんだよね。さ、本編行こうか!

しかしである!(by政宗一成 トランスフォーマー語録より)

アムロ(偽)はフェイントオペレーション(陽動作戦)に過ぎなかったのである。竹内嬢の「さらにスペシャルゲストが来てくれました・・・

ビヨンセさんです!

ここは魔界か!?意味わかんねーよ!てゆうかビヨンセって何だっけ?ユニットだったか?絶望的なまでの戸惑う空気が劇場内に充満するッ!そんな空気も構わずミュージックスタート。あ、「ドリームガールズ」の歌か。はいはい、あの黒人歌手ね!だがスモーク(わざわざ焚いてんのよ)の中から現れたのは勿論本人じゃねぇ、バッタモンのほうである。図らずも初の生(偽)ビヨンセ!芸名?俺が知るか!

わからねぇ。ギャラクティカと何がかかっているのかさっぱりわからねぇ。一休さんならこのとんちを解きあかせるのだろうか!?何?外国のやつって事?

本編に向けて温まってきた心も、歌が終わる頃にはすっかり強制冷却。「ここで記念撮影といきましょうー」事前に配られていたサイロン兵のお面を被らされた客を背景に、アムロ(偽)とビヨンセ(偽)をバシバシ写真を撮っていくプレス。「こちらにも視線お願いしまーす」とか言ってました。今思えば顔出ししないで済むサイロンお面は、宣伝部のかすかな人間性の残滓だったのかもしれん。

ちなみにアムロ(偽)とビヨンセ(偽)の間どまんなかにいるストライプの長Tを着ている客。彼の仮面の内側は涙で濡れていた事を私は知っています。

Posted by watanavader - 2008.05.23,Fri
2003年「ギャラクティカ Battlestar Galactica」(181min)

1978年にアメリカでTV放映された人気SFシリーズを現代版に“リ・イマジネーション”した2003年からのTVシリーズ
人類が自ら作り出した機械、サイロンとの戦いから40年。ギャラクティカは実戦を経験した最後の老朽艦として、その艦長アダマとともに退役を迎えようとしていた。しかし姿を消していたサイロンは人間と同じ姿にまで進化を遂げ、人類抹殺への行動を既に開始していたのだ。

ついに吹き替え版を入れてくれたDVDBOXの日本発売を記念して、DLP上映がバルト9で行われると言うので行ってきた。
今回上映の序章は、2004年に1本だけ日本でもDVDが出たパイロット版と同じもの(吹き替えし直しの箇所があったらしいがさすがにわからんかった)。既に観ている作品だが、1TVシリーズの作品が劇場での上映にその程度耐えられるのもかが興味深々ポイント。オリジナルはどの程度の解像度で作られてるんだろうなぁ?同時代のTV作品の「エンタープライズ」はHDがマスターだったと思ったが。

結論を言うと画質は驚くように綺麗なものではなかった。若干粒子が荒れる箇所もあったし。ただ汚いなぁと思わなかったという事は、TV作品のクオリティとしてはやはり大した事なのかなと。

あと画作りの構図がやはりTV作品なので、劇場で見て迫力が増すものでもないみたいです。TVで観る状態が最適だと思った。

いやしかし、それにしても話は素晴らしい。人類が徹底的に負けて絶滅していく様にはクラクラする。攻撃は一斉にドカンと来ない。着々と地味にそして確実に行われていく。「気づいたら大変な状況が始まっていた」感じが凄い好き。
旧シリーズとの最大の差異はサイロンが「人類によって作り出された」という点だろう。神や自然の行いなどではなく、人類が破滅するのはその自らの行いの結果であるという事。人類が生きるに値する存在であるならば、それは何故なのか?が本作のテーマらしい。

アメリカでは人気が出たTVシリーズは延々と続けられるが、この製作者は最初から4シーズンと決めていたようだ。うむよい覚悟だ。こちらとしても助かります。まさか今更DVDBOXを買う事になるとはな。

 かつては歩くトースターと言われたサイロンも、リ・イマジネーション
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(注意・心理歴史学はSF小説「ファウンデーション」に登場する学問です)
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