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大日本帝国は、何世紀にもわたってすこしずつ頽廃と崩壊をつづけていた。だがその事実を理解している数人の人間もまたここにいた。帝国の滅亡を回避するだけでなく、さらにそれを第一銀河帝国へと発展させるために必要な学問 「心理歴史学」 を完成させるため、我々は日夜文化と人間への探求を進めるのだ!!
Posted by - 2024.05.06,Mon
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Posted by watanavader - 2008.08.05,Tue
何故か朝7時に目が覚めたので(いつもは9時起き)、先週ブルレイ戦線に復帰を許された「ブラック・レイン」を出勤前に見る事にした。

街並みというか風俗をみてるだけでもう楽しい。昔観た時はこれどこの大阪だよ!と思ったもんだが、ロケ場所の多くが既に今はなくなったものが多いので、昔の大阪は「こんなだったなぁ」とむしろ思ってしまう。このようにいずれは「存在しなかった大阪」がいつの間にか、思い出の中の大阪と一致していくのだろうか?リドリーもこの時のNYロケがもはや今は存在しないと言っていた。こういう楽しみはCGには置き換われないものだ。まぁわが国には寅さんという潤沢な風俗アーカイヴが存在しているので、その点実に幸いである。釣りバカは後継者足りえるだろうか?

勇作はもちろんだがブラックレインは役者が皆いい。マイケル・ダグラスはあまり好きではないがこれのニックSANはいいキャラだと思う。

これは出てこないけどな。
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Posted by watanavader - 2008.08.03,Sun
「お前は何もかも変えちまった。永遠にな。
 もう戻れやしない。
 奴らにとってお前はただの畸形だ・・・俺みたいにな!」



2008年「ダークナイト / The Dark Knight 」(152min)

もし貴方がこの作品に少しでも興味があるなら、今すぐこんな文章なんか読むのを止めて劇場へ行け!そして自分の目で確かめてくるんだッ!それから積もる話をしようじゃないか!

そうなのだ。全て変えられてしまった。もう戻れない。

「ハルク」は面白かった。だがあれは漫画の話だ。
「スパイダーマン2」は傑作だった。だが1つのよく出来たヒーロー映画だ。
「バットマン・ビギンズ」は新境地を描いたか。でも1つのバットマンの映画に過ぎない。

「ダークナイト」は違った。

格が違った。次元が違った。そうまで言っていいと思った。アメコミでここまでの作品が作れるのか!?ここでは狂気に引き起こされる世界のシミュレーションが描かれる。そこでは正義、というか通常の思考は全くかなわないかのようだ。正気は完全に狂気に対して下位に属する。なんて恐ろしい物語だ。ぶっちゃけジョーカーに勝てる気がまるでしない。狂気に終わりはないかのように(実際長尺だが)、次々と起こるジョーカーの異常な企てに叫びだしたくなりそうになる。

だが、逆説になるだろうか、だからこそ闇の騎士の戦いは壮絶なまでに神々しい。以前からマーベルに対してDCは神話っぽいと思っていたが、本作でそれは決定的になったように思われる。あれだけ楽しみだった鉄男だが、この闇の騎士に勝てる気が全然しねぇもん!てゆうかもうジャンル違うよ。

この作品の恐ろしさ、諦めにも似た、この世界が変わってしまった感は、「この映画が語られてしまった」という事なんじゃないだろうか。映画を観た皆がジョーカーの狂気を知ってしまった。ジョーカーにどんな異常な事が出来たのかを知ってしまった。人間は他人がやった事をする事に対して遠慮がなくなる。世界はジョーカーの狂気を含んで続いていく。それはもちろんエスカレートしていくだろう。それは映画の中ででも、現実の事件としてでも。僕らはそれに順応する事を強いられるのだ。まさに、蝙蝠の格好の男が現れて、そしてジョーカーが現れたように。

いやもう夜通し喋って朝帰りですが、なんかまだ寝れません!そうだ、前作もタイトル出るタイミングに痺れたが、今回はその比じゃないかっこよさですよ!もう泣きそう。しばらくバットマンバットマン言うてそうです。

あ、ちょっと字幕が気に入らなかった。原語では湾曲表現してんのにそのまま「言わない事」を字幕にしちゃってたり。うーん分かりやすさだろうけど、なぁ?

あ、ハービーあんたもう地上波とか無理だから。★★★★★

Posted by watanavader - 2008.08.03,Sun
2008年「インクレディブル・ハルク/The Incredible Hulk 」(114min)

脚本を自ら書いたノートン。いや芸達者な人だなぁ。テンポよく話が進んで面白かった。色々マーブルネタも盛り込んでて楽しい。スタン・リー御大はどんどん役が大きくなってきますなw。でも血であんな事になるのに、キスとかあまつさえアレとかありえないっしょ。そしてマーブルは本気でアヴェンジャーズを結成するつもりだッ!

脚本は間違いなく今回のほうが面白いです。でもね・・・画的なトコでいえば前作のアン・リー版のほうが好き。弾丸プヨプヨ跳ねるとことか、怒れば怒るほどデカくなっていくトコとか、キャビネットと合体する親父とか、大ジャンプの気持ちよさげなトコとか。今回のハルクはサイズも固定だし、なんつーか割りと気絶したりする。あまつさえ戦い疲れでため息までしちゃうのだ。原作とかしらんのだが、ハルクは憤怒の塊、怒りまくりな感じがいいと思うのよ。まぁ今回は制御(コントロール)の話でもあるので意識的な描き方なのかな。

しかし超人兵士ティム・ロス面白過ぎ。特に木に「けしょ」ってなるトコ★★★★

Posted by watanavader - 2008.08.03,Sun
2008年「スカイ・クロラ/The Sky Crawlers 」(121min)

そしてこっちの草薙かわいいよ。は~よかった。爽やかな映画だった。もうやっぱ飛行機というだけでガッツリやられちゃってるところはある訳なんですけど、美しい飛行機雲が見れて大満足。とりあえずブルレイは買う。押井監督が若者に向けてというだけに分かりやすい映画でした。(だよな?)

ではこれから原作読んでみようかと思いますよ。てゆうか谷原章介氏凄い上手くて驚いた。

しかしなぁ、予告で風穴だらけになるあのシーン見せていいのかよ!★★★★


 高高度の黒い空って大好き。
Posted by watanavader - 2008.08.02,Sat
2008年「ハプニング /The Happening 」(91min)

この映画を観る前に言っておくッ!
おれは今やつの映画をほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『おれは物語を追ってると思ったらいつのまにか終わっていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…
どんでん返しだとかオチなしだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


うん、これは困りましたよ!シャマラニアンを標榜する私もこれはちょっとどうすればいいかわかりません!え?何かすごいトコ見逃したりしちゃってる?なんつーかいつものシャマラン魂がなくて「技」だけで作った作品になってしまってるんじゃないか!?そんなバカな。だもんで「技」はいつもどおり凄い。墜落死のところとかスッゲー怖ぇ。でもなんか空っぽなんだよー。いつもの監督の出たがりも影を潜め今回は声だけってのもなんか魂を入れ損なった後ろめたさではないかと思ったり。
てゆうかヒロインがちょっと、その、なんつーかキャラも見た目も。はっきり言うと彼女の目がちょっと生理的に受け付けなくてダメでした。瞳孔が凄い小さくって虹彩ばっかりの目なんだよ~。神経症的なキャラとも相まって怖いやら気持ち悪いやらでビタ一文感情移入不能。ヴィレッジの逆パターンだ。

次映画作れんのかな・・・★★

 きゃあ!
Posted by watanavader - 2008.08.01,Fri
2008年「ドラゴン・キングダム /The Forbidden Kingdom 」(113min)

もし最強の矛と最強の盾がぶつかったらどうなるか・・・答えはコレだッ!(出典:聖闘士星矢)

という事でジャッキー・チェンとリー・リン・チェイことジェット・リーがついに夢の競演!で、はたしてクレジットはどうなるのか!?というのが見物だったわけですがスタッフが編み出した答えが・・・Jを被せて縦横に同時表示というトンチで切り抜けてました。クロスワードかよ。

西遊記が下敷きとあったが孫悟空が出てくるだけで話はまるで関係なし(いやマチャアキのほうが全然違うかもしれんが)基本話はオリジナルです。今売れっ子のシャイア・ラブーフと取替え可能な感じのカンフー好きのボンクラが異世界で大冒険という説明すんのもめんどい感じのお話です。でも割りと最後まで楽しく観れたんだなコレが。少なくともジェットの「スピリッツ」とかよりは断然面白い。

てゆうかやはりジャッキー対リーでしょ!もうジャッキーが酔って登場した時からトップギアだもんこっちは。2人の対決もゼイリブのプロレスシーンぐらい不自然に長いもんね。いや、長生きはするもんだ。

劇中ボンクラが稽古つけてもらうんだが、筋肉痛もマメもなし。それダメだから。★★★
Posted by watanavader - 2008.07.31,Thu
あわわわ・・・

「ファウンデーション」映画化!!!

ヒットの予感がまるでしないのは何故だ!?TVシリーズとかのほうがいいと思うんだけどなぁ。「全5巻のシリーズ」というのはどういう計算なんだろう?単に間違いか?7巻もしくは10巻のはずだけど。
Posted by watanavader - 2008.07.28,Mon
2008年「崖の上のポニョ」(101min)

今回鈴木プロヂューサーは前に出てこないなぁ、と思ってたんですけど、その情報の少なさが効を奏して、話の展開が全く見えなかったのが今回はとても楽しかったですね。うん面白かったです。タイプ的には「せんち」に近いですかね。「せんち」も大好きなので問題なし。なにげにいつもの世界破滅嗜好も健在だし。いいよね、水没って。

驚いたのがエンドクレジット。あんなの許されるんだなぁ。★★★

 なんかずっとこんな感じやった。
Posted by watanavader - 2008.07.28,Mon
2008年「スターシップ・トゥルーパーズ3 /STARSHIP TROOPERS 3: MARAUDER 」(105min)

1作目の5%の制作費で作った「2」より、なんと3倍の予算(1作目の15%)を投入した本作。劇場公開も拡大!新宿でも観れました。「2」は銀座シネパトスだけだったもんなぁ。
予告編で感じた、「1のカット流用ばっかし」「セットが2つぐらい!?」というのは割りと危惧で、その点は不満なしでした。でもやっぱり演出などした事のない監督であるからして、始まってすぐショッパイ味がし出します。「2」とどっちが良かったかというと、同じぐらいの満足度という感じですが、リコ復活はやはり嬉しい。てゆうかレギュラー全員予算内で呼べるでしょ!?そういえば今回のヒロインはTV「エンタープライズ」のバルカンヒロインのトゥポルでしたよ。
「1」のキャッチコピーの「やつらは群れでやってきた!」が最終的には人間の事とも言える皮肉な感じが、今回も宗教というものでちょっと盛り込まれててその辺は割りとニヤリ。
で、今回キモのパワードスーツことマローダーですが、やっぱデザインが、なぁ?これさえカッコよければもっと評価はあがっちゃうんだけど。余計な事せずにぬえのやつでよかったじゃんよ。あ、でもこのマローダーに乗り込むとこはかなり面白かったです。なんと全裸!全裸にならないとダメなんです。数人の男女が1つ部屋で全裸で直立、データスキャン!登録完了となったら画面で全裸のみんなが集合した感じでコラージュ!皆ええ顔して正面向いてます。全裸で。

今回連邦軍総司令官がアイドル化してて、その最新ソング「今日は死に日和」が大ヒットしてるという設定なんですが、そういうのを売店で売らないとダメだろ。劇中でもアルバム発売!とかCMしてんのにさぁ。

なんか戦争は全然終わらなさそうなんでTV化でいんじゃないかという気がします。★★

 なんかこんな感じやった。
Posted by watanavader - 2008.07.24,Thu
2008年「バットマン ゴッサムナイト

「アニマトリックス」よりはなんか気合が足らない感じだった。代わりと言ってはアレだがTVシリーズの「アニメイテッド・バットマン」が4話入ってたのは嬉しい驚き。でもHD画像じゃない上、吹き替えもなし。一番好きな「氷の心を持つ男~怪人ミスター・フリーズ」が入ってたのはやるな!って感じだったんだが吹き替え欲しいよ吹き替え。

てゆうか「ダークナイト」は物凄いヒットしてるみたいですね。早く観てぇ。

 吉田戦車なバットマンが大活躍。
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(注意・心理歴史学はSF小説「ファウンデーション」に登場する学問です)
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