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大日本帝国は、何世紀にもわたってすこしずつ頽廃と崩壊をつづけていた。だがその事実を理解している数人の人間もまたここにいた。帝国の滅亡を回避するだけでなく、さらにそれを第一銀河帝国へと発展させるために必要な学問 「心理歴史学」 を完成させるため、我々は日夜文化と人間への探求を進めるのだ!!
Posted by - 2024.04.26,Fri
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Posted by watanavader - 2008.09.29,Mon



2008年「アイアンマン Iron Man」(126min )


僕的に今年最大の本命(だった)作品がついに上映!行ってきたぜぇ。

端的に言うと不満だ。いや面白かったのは面白かったんだけどさぁ。何だろうなこの物足りなさというのは。「インクレディブル・ハルク」や「スパイダーマン」の1作目の時と満足感が似てるかも。これら3つの作品に共通するのはラストの戦いが一番つまらないという事だ(こん中ではハルクが一番マシ)。逆にそこまでは凄い面白いんだよ!今回もマーク1を作り始めるまでのテンポの早さは素晴らしいもんだった。

なにしろトニーは悩まない。常に「もう考えている」感じはこのキャラの天才性と天然性をよく出してる。ロバート・ダウニーJr.はまさにハマリ役としか言いようがないなぁ。もう他に考えられないですよ。頑張って監督に自分から売り込んでモノにした役だけの事はある。歳をとりすぎていると断られかけても、食らいついたそのガッツは完全に昇華されてます。

キャラ同士の掛け合いも面白かった。あまり好きではないグウィネス・パルトロウとてもチャーミングである。あ、ジャービス(AI)の声ってポール・ベタニーだったんか。今気付いたが上映時間も2時間以上あると思わなかった。90分ぐらいの短さに感じたよ。それほどテンポがいい。

それなのにラストが盛り上がんないんだよなぁ。1つには最初からパワー負けしているガッカリ感。2つには戦いがガンガン殴りあうだけ。3つ目は実力勝ちでもなんでもないところ。うーんやっぱここだ。このラストさえなんとかしてくれたら本当にいい気持ちで劇場を後に出来たんだよ!予算の問題かなぁ。

いや、やっぱトニーに比べてアイアンマンのキャラ付けもちょっと足りないと思う。それはヴェイダーの呼吸音とか、ロボコップの動き方とか、スパイダーマンのポーズとかそういう事なんだが。例えばアイアンマンの真似!ってちょっと難しいって事ですよ。なんか他のキャラと差別化できるキャラ性が弱いんじゃないか?それは細かいメカディティールを描くというのとは違う。そんな難しい事じゃなく、音だけとかでも出来た事なんじゃないか?ゴーストバスターズでバックパックの核電池スイッチを入れた瞬間の「ゴギュウゥゥン」という音だけで、あのニュートロン・ガンのただ事でなさがよくでていたような、そんな間接的なキャラ演出に欠けていたんじゃないだろうか?

しかしこの作品が米で大ヒットというのは良く分かる。現実で誰が世界に武器を売っているのかはもう分かっている。そんな状況の中、大声で「もうこんな事は止める!」と叫んだトニーにスカッとしたのは当然だろう。その対処も「さらに強い武器を作って」「ぶっ壊しに行く」と見事なまでのアメリカンぶりである。やっぱどうしても対処療法になってしまうのな(笑)

★★★でも続編は凄い楽しみですよ。あんな終わり方した以上、もうただ兵器を壊す戦いでは済まないからなぁ。
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Posted by watanavader - 2008.09.11,Thu
やっぱ「エイリアン2」は最高だ。設定やら仕掛けやらタイミングとかもう言うことなし。早くブルレイ出てくれ。
と思ってDVD観てたんだけど、このDVDBOXは画質凄ぇ綺麗だなぁ。

 「植民地海兵隊は最高だ!」
Posted by watanavader - 2008.09.11,Thu
では元気の出る映画を貸してあげよう!
という事でDVDを5本程貸してみましたよ。結果はコレだ!
 
・トゥモロー・ワールド        (★1/2) →(俺的には★★★★★)
・モーターサイクル・ダイアリーズ (★★) →(俺的には★★★)
・ギャラクシー・クエスト       (★)  →(俺的には★★★)
・ヒッチャー              (★★★)→(俺的には★★★★★)
・キングダム・オブ・ヘブン     (★)   →(俺的には★★★★)

★の位置が上手く揃えられなくて面目ない。理屈がようわからんのよ。
ちなみに向こうの評価も5段階である。くそう。いや、まぁ無茶ぶりなのは分かってますが。
しかし「ヒッチャー」が一番受けたというのはなかなか見込みがあるんじゃないか!?もちろんリメイクのほうなんかじゃなくて86年のオリジナルのほうですよ。でも他はともかく「トゥモロー・ワールド」は分かって頂きたいところですよねぇ。

僕の場合元気がない時は「自分以上に悲惨な様」を見てリゲインするパターンなんですけど(「ファイトクラブ」が見たくなる時はわりと病んでる時っぽいんだが)、世間の人はこゆとき明るい映画を観るもんなんですかね?「裸のガン」とか。

ま、「こんなんで元気でねえよ!」と至極最もな言葉を投げつけられた事をここにご報告しておきます。

 欠番エピソードで世を儚むという手もあるな。じょわッ!
Posted by watanavader - 2008.09.03,Wed
2008年「ハンコック Hancock」(92min)

僕がスーパーヒーローものに求める全てがここにある!
(ちなみにバットマンとかは「ダークヒーロー」カテゴリーになりますんでまた別)

 ・スーパーヒーローは義務感に目覚めなければならない
 ・スーパーヒーローは人々に求められなければならない
 ・スーパーヒーローはメインテーマが鳴り響かなければならない

いい感じにクリアしてくれたよ!「前編」までは!
そうなんです、ハンコックは実質2部構成だったんです!問題は「後編」。
つ、つまらねぇ・・・。てゆうかそんな話こっちは頼んでもいないという話が急遽展開。え?よく分かんなかったんだけど今のトコ。なんの映画だったっけコレ?まさに「デッド・フォール」並みの面白さ(注1)!!!

いやいや待て待て。どう考えても有り得ないという事実に対してこそ、「それが有り得る理由」を考える必要があるんじゃないのか!?
という事でなんとかあの「後編」を盛り込んだ作り手の意思を考えてみよう。まず気になる点としてはハンコックが拘る「鷲」(あれ鷹だったっけ?まぁいいや鷲で)
鷲といえば・・・合衆国の国章であるから、やはりハンコックは米国を表していると考えるべきか。「昔は仲間がいたが、今はもういない」というのは超大国がアメリカっきりになったという事で、80年前に記憶を失ったという事は世界恐慌以降のアメリカの戦争が大儀を持てなくなった事を意味するのかもしれん。これはアメリカンウェイの喪失という事だな。で、唯一のハンコック以外の生き残りで、ハンコックより強い「女」というのはかつての女王の国 英国を表すのだ。そうするとアメリカを意味するハンコックが黒人というのもまた意味を持つはず。ハンコックが始めに捕まえる相手が日本人ではないアジア人というのも、現状、もしくはこれからの相手を示唆しているものなのか!最後にハンコックを追い詰める相手が「人心を誘導する相手」というのは宗教的力の悪用の脅威を意味するはず。
つまりかつて世界を統べていた英国はその力を捨てた、もしくは失ったと。そして残った唯一の大国アメリカことハンコックがその守り手としての役と義務を受け入れるという話なのか。そしてその任には多大なる犠牲と崇高な覚悟が必要なのだ・・・と。

よし、何か深い意味の隠された映画だった事が分かってきたぞ。いかにもアメリカ的な職業のPRマンが、ボランティア意識を企業に求め周っているところもダイレクトすぎる意味が含まれるはずである。そして最後に登場する「月」これはもう・・・

いやもう無理です。これ以上は思いつけません。僕はかっこいいスーパーヒーロー映画が観たかっただけなんです。前編だけでよかったんです!★★

 
そうそう、セロンさんは本気出すときはビッチメイク、ビッチファッションになります。
あと人間のアレが人間のアレにつっこめる事が出来るなんて知りませんでした。

(注1)前半はびっくりする程面白いが、後半はびっくるする程つまんないの意。
Posted by watanavader - 2008.09.03,Wed
2008年「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝 The Mummy:Tomb of the Dragon Emperor」(112min)

映画の日だったので「ハンコック」と一緒に観にいった。
まぁ「飽きられる前に終わらす」みたいな話だったので、飽きる前に楽しんでみた。今回はジェット・リー対ミシェル・ヨー戦も見られます。
家族全員強いオコーネル家というのが割りと面白いんだが、息子にバトンタッチ出来るほど息子のキャラが強くないので主役交代は無理な感じ。
全体的に展開が頭悪いんだが、イエティ登場のシーンとか問答無用の爆笑度で唸らされます。「兵馬俑 対 万里の長城下の人柱達」という生者のいない戦場シーンもワクワクするものがあります。実際このシーンの映像はかなりのもんだと思った。
しかしやはり女優交代が痛すぎる。いや、新しいマリア・ベロがダメなんじゃなくて(「ヒストリー・オブ・バイオレンス」でのベロさんはかなりのエロさでダメージされましたし)僕が単純にレイチェル・ワイズが好きという事だけなんだが。なんで全員揃えられるスケジュールを待てなかったんだ!!!

もちろんコーエン監督なんでドラゴンが出ます。キングギドラでしたけど。★★★

Posted by watanavader - 2008.09.03,Wed
2008年「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ Star Wars: The Clone Wars」(98min)

どうも世間の反応を見る限り、これをSWと世間はみていないような存在感の薄さぶり。割と面白かったんだけどなぁ。
以前のアニメ版ぐらい美術も簡易化されてるのかなと思ったけど、メカなどはがっちり作ってるんで驚き。大好きなクローントルーパーの戦闘を見てるだけで楽しい。でも白兵だとバトルドロイドにさえ勝てないという事実にはショックを受けた。予告で観てたAT-TEの垂直昇りが、知ってたにも関わらず「うおお!これが登るのか!?」と結構盛り上がってしまった。
新キャラのおしかけパダワン アソーカも思った以上に可愛くて大丈夫。てゆうか普通にやり手だし。てっきりコイツが最後に(メチャクチャ悲惨に)死んで、アナキンのダークサイドへの呼び水になんのかとダークな展開を待ってたんだが、別にそんな事にはならず。
つーかそういえば全100話のTVシリーズのパイロットなんだっけコレ?という事実を終わった後思い出す。まぁあったら観るけど、別になくてもいいやというのが正直な今の気持ちです。

クローン達がそれぞれ髪型に凝ってるんだが、クローンなら結局みんな同じ髪型になってしまうんじゃないのか!?★★★

Posted by watanavader - 2008.09.02,Tue
1976年「少林寺木人拳/少林木人巷 Shaolin Wooden Men」(106min)



モチロン昔TVで見て覚えてはいたけど、こんな面白かったっけ!?いや昔から割りと好きなのは好きだったんだけどさ。
「ジャッキーが最後まで喋らない」「木人」「ジャッキーのBEFORE」とキワモノ的な評価に収まってる気のする本作ですが、これはかなり面白いですよ!悪の師匠、善の師匠と平行して二人から教えを受けるとか、しつこいぐらい何回も鳴り響く音楽とか、親父の仇がフト人間味を見せるとことか面白いところが一杯です。師弟対決の時に同じ型を出し合うとことか泣けるもんなぁ。
見直したのは実に20年ぶりとかだと思うんだが、驚くほど画と音と音楽のタイミングを覚えてる自分にビックリ。10歳前後って物事を染み込むまで味わってたんだな。

今回見たのはDVDの字幕版だったが、やはり吹き替え!吹き替えが欲しいぜぇ。
曲も「ミラクルガイ」がかからないと盛り上がれないよぉ。★★★★


よく木人の仕組みに疑問を呈する人がいますが人がはいってないとは言ってないぞ!(いや入ってない設定でも僕は全然平気ですけど)
Posted by watanavader - 2008.09.02,Tue
2008年「秘密 結社 鷹の爪 THE MOVIE2~私を愛した黒烏龍茶~」(98min)

まぁTVと同じなので特筆することも特になく。
とりあえずリラックスタイムはまんまとひっかかりましたよ。でも今更「マトリックス」とかって何スか!?とは思った。なんだろう?ひょっとして何か理由があったのかもしれん。副題もどうやら広告用に企業に売ったものらしいし。その辺の周辺情報を全然知らないのでなんか仲間内でワイワイやってるところに連れていかれて乗り切れなかった感じはある。お気に入りのデラックスファイターがあまり出なかったからかもしれんなぁ。★★


FROGMANの声は確かにデラックスファイターでした。
Posted by watanavader - 2008.08.21,Thu
「崖の上のポニョ VS スカイ・クロラ!」
そしてやっぱ鈴Pも面白いぜ。

こんなところで鈴Pはガス抜きしてたんすね。知らなかったよ。ところどころ検閲が入ってんのがアレですがw
Posted by watanavader - 2008.08.19,Tue
P2て。恥ずいなぁ。

漫画は読みましたが、特に「パトレイバー」が好きという訳ではなくて、TVアニメやOVAも基本知らないです。でも映画は面白い。その劇場版3本の中でもこの「パトレイバー2」が一番好き。押井の中でも一番好きだな。たぶん。

で、ブルレイですが「逆シャア」ん時ほど綺麗さに感動がなかったのは残念。これが限界なんかな?音源がオリジナルと新録が入ってるんだけど、やっぱ新録は駄目だなぁ。てゆうか新録が評判良い事なんか論理的に有り得ない気がする。なんで皆やろうとするんだろ?


93年でのテロ先取りの先進性には唸らされます。
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(注意・心理歴史学はSF小説「ファウンデーション」に登場する学問です)
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